15分の休憩をはさんで最後に、市民有志による朗読劇「9条が好きと言えなくなって(篠原久美子・非戦を選ぶ演劇人の会 作)」。
これは家族や職場などの身近な人に「9条が好き」と言えなくなってしまった苦悩を描いた物語です。
「なんとなく言えなかった。」「そんな雰囲気ではなかった。」など、今の社会の「空気」や、胸を張って堂々と言いたいのに言えないという苦しみが、登場人物たちの会話からから伝わってきて、とてもリアリティのある朗読劇でした。
そんな朗読劇で幕を下ろしたこの度の集会ですが、約400人の方にご来場いただき、「朗読劇が伊藤先生のお話とリンクしていて、理解が深まった。」「9条改憲の危険性を強く感じた。」などという声を多数いただきました。
こういった機会が、皆様の憲法9条について考えるきっかけになっていったら幸いです。