根本代表世話人より,「表現の自由」についてミニ講義。
表現の自由の意義,表現の自由が原則規制不可であることと,
ヘイトスピーチ規制及び放送法による規制との関係について,分かり易く話をしていただいた。
西ヶ谷事務局長より国内情勢(世論調査結果,近時の政治動静等)について報告。
改憲に関する国民の要望は低いが,自衛隊を憲法に明記することに肯定的な人の割合は比較的多いことが
世論調査結果から分かる。
(情勢について)
・沖縄県知事選では公明党員の浮動票が鍵を握った。公明党員が改憲についてどう考えるかが重要。
・沖縄県知事選では基地撤去派が勝利したが,その前の名護市長選では負けている。この分析をする必要がある。
・曹洞宗の檀家の集まりで,普段は出ることのない憲法論議がなされた。関心が高まっている。
・街頭運動では署名の筆数が多くなってきている。改憲に関する関心が高まってきているように思う。
(運動について)
・一般市民の目にとまる運動が必要。地方の議員への質問書を送って回答を貰い,
それを新聞に掲載してもらったことがあり,有効であった。
・地方議会や議員への意見書(陳情)を上げると効果的ではないか。
議会基本条例には,市民に対する説明会を行わなければならない旨が明記されていることも。
・街頭でのポケットティッシュ配布は効果的。
ポケットティッシュを配布する業者が最近では減ってきているので,かなり受け取ってもらえる。
・人の目がとまりやすい場所に横断幕を設置すると効果的。費用対効果の観点からお勧め。
・各地の経験交流をホームページでやれたらいい。
・今までやってきたことを続けているが,メンバーに広がりがなく新しいことができない。
・集会には人が集まるが,運動となると集まらない。
・運動の長期化で疲労感が出てきている部分もある。
・良いパンフレット(共産党のパンフが良かった)を作れないか。
日 時:2019年2月2日 午後1時30分~
場 所:静岡県弁護士会館
テーマ:1.緊急事態条項の危険性について(根本教授による講義と意見交換)
2.情勢分析
3.各地の運動報告等